もしもの時に備えて~任意の自動車保険に入ろう

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任意の自動車保険は個人情報共有と詳細なデータと

 自動車保険には強制的に加入しなければならない自賠責保険と任意の保険の2種類があります。このうち自賠責保険は人身事故に対して被害者に対して支払われる保険で物損に対しては適用されません。そのためほとんどの人は任意保険に加入してる場合が一般的となります。ただその任意保険の加入率が100パーセントでないために、無保険車による事故被害対策が今後の課題となります。その任意の保険会社は全国各地に多数が存在し、それぞれの会社は保証範囲や保証金額で他社としのぎを削っています。最近では通販型の保険会社が台頭してきていて、代理店型の保険会社よりも割安であることをアピールしています。ただし通販型の場合は書類を基本的に自分で処理作成しないとなりません。言い換えればこれで人件費の削減をして保険料の低減を実現しているからです。

 しかしいずれにしてもその保険適用をするにはすべての会社間で共通のルールが決められていて、それに従って運用がされています。共通のルールの1つは契約者の個人情報となります。契約者の個人情報の1つに過去に無事故の実績を示す等級があります。この等級は全部で20が存在し、最初は1からスタートします。無事故を続けると最終的に20に到達します。無事故を続けて数字が高くなるほど、契約者が同じ年齢と同じ車であれば保険料が割安になるように設定されています。しかし事故をやらかすと等級は一気に1つ下がり、以後3年間は保険料がその分高くなります。3年間事故をしないで済むと等級は毎年1つずつ上がって元に戻ります。この情報はすべての会社間で共有されているために、他社の保険会社に乗り換えたとしても情報を隠蔽することはできません。保険料はこの等級に従って細かく設定されています。

 しかしその保険料は契約している車種と住んでいる地域と契約者の年齢次第で細かく変化します。この3つの組み合わせで細かく変化している理由の1つは詳細なデータの結果によるものとなります。基本的には事故率の高い年齢層や地域になるほど同じ等級や同じ車種でも保険料が値上がり傾向となります。また同じ年齢や地域や等級でも契約している車種次第で保険料が変化します。車種で保険料が変化する理由は事故に遭遇した際に修理する金額の統計となります。その保険料が高騰しやすい車種の1つは高級車やスポーツカーなど趣味嗜好の高い車となりますが、そのうちの一部に大衆車でもハイブリッドカーが該当する場合があります。ハイブリッドカーの保険料が高い理由の1つは特殊な電装品が多数使用されているために、その修理にお金がかかりやすいことと、人気があるために盗難のリスクに遭遇しやすいこととされています。

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